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ベトナム難民「仲間つくりの会」(2018.1.22)

 1月22日(月)、ベトナム難民の「仲間つくりの会」メンバーが集う新年会が開かれました。場所は東京都の社会福祉法人黎明会救護施設の黎明寮の自立訓練施設です。この会に難民事業本部の難民相談員とベトナム語通訳が参加しました。

 この会は国際救援センターが閉所する前の年の平成17年頃から開催されました。当時は国際救援センターに東京都内の施設に住む難民の人を迎えてベトナム料理教室を開きました。障害施設に入所していたりして、障害があって社会とのつながりが乏しくなりがちな難民の人が仲間をつくってお互いの友好を温め、母語で話す気楽さや母国料理を作ったりすることで寂しい気持ちに安らぎを感じてもらえるようにと発足しました。当時はコミュニティー活動のひとつとして2カ月毎に会を開催しました。

 この会には所属する施設のスタッフが必ず参加して往復移動の支援をしてくれました。救援センターが閉所してからは難民の人たちが所属する各施設や支援センターに場をお借りして継続していました。それぞれの所属するスタッフの人たちもベトナム料理に詳しくなり、ベトナム難民の人たちの指導でベトナム料理の料理教室やベトナム料理レストランに日本人の入所者たちと合同で食事会を開くことも行うようになったということです。最近ではメンバーの中に退所があり、家族を持つ人や母国へ帰還する人もあり当初10人前後のメンバーでしたが、現在では6名の難民が集います。

 同日は2人が風邪で不参加となり、4人のメンバーに黎明寮のスタッフが参加しました。メンバーの希望で、カンチュアというベトナムスープとバインミーというフランスパンにベトナムハムや野菜を挟んだもの、ベトナムコーヒーというメニューでした。料理の中心は、ベトナム語通訳がほとんど下ごしらえをしてくれた野菜とタラの魚のスープを煮込み豚肉のチャーシューやハム野菜などをフランスパンにはさむという簡単な料理でしたが、楽しくみんなで作りました。

 メンバーたちは、健康のこと、体重の変化、散歩の様子など、別の施設の方と日常生活の情報交流をして会話を楽しんでいました。毎年新年会は欠かさず開催していますが、今後の予定で過去の公園めぐりなどの話をメンバーに向けると、できればベトナム料理を食べる会だけでよいなど、屋外レクリエーションに関心を示さず無精だなとお互いに言い合い皆で笑い合いました。



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