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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第33期生(前期半年コース)地元住民との文化交流を体験しました(2019.7.5)

 

 2019年7月5日(金)、RHQ支援センター第33期生前期半年コース7名は、生活ガイダンスの地域参加活動の一環で地域住民と文化交流を行いました。

 この交流は、地域の町会のほか地元自治体の多文化共生事業や社会福祉事業の関係者が中心となり、RHQ支援センター入所者に交流機会をご提供いただいているものです。

 交流会では、日本文化の体験として、①浴衣を着せていただき、②七夕の願い事を笹に括りつけ、③盆踊りを踊るというものです。また、入所者が、自国の文化に関する発表を行い、お互いの文化を教え合うという形式で進められます。発表後は、お互いひざを突き合わせて、感想などについて日本語で会話をします。

 初めに町会長の挨拶があり、「この交流会は、実際に顔を合わせて自分で会話することで、直接交流することでしか得られない体験ができる貴重なもの。お互いを理解し合う良い機会なので、親交を深めていきましょう。」との言葉がありました。

 母国の文化紹介では、歌やダンスを披露したり、民族衣装の試着をしたりして、日本と母国の違いなどについて一人ずつ日本語で発表しました。発表が終わり大きな拍手が沸くたびに自分の日本語が通じたことに満足そうな表情を浮かべていました。

 浴衣を町会の婦人部の方々に着付けて頂くと、入所者は「自分じゃないみたいです」と喜び、特の女性入所者はお互いに写真を撮り合っていました。短冊に一人ひとり願い事を書いて笹に結びつけました。「夢が叶いますように」「健康になりますように」「子供が元気に育ちますように」「いい仕事が見つかりますように」など、日本での生活に結びつく願いが多く書かれました。
 盆踊り体験では、恒例の炭坑節を習いました。願い事を下げた笹の周りを全員が輪になって踊りました。最初こそとまどいがありましたが、すぐに上手に踊れるようになり、日本人も入所者も一体になって、繰り返し踊りました。

 最後のお茶を飲みながらの会話の時間は、入所者は日本語で一生懸命に質問に答えたり、お返しに質問したりして、時間が過ぎるのを忘れるほど夢中になって話し続けました。

 会を終えた入所者の感想は、「日本人と話がしたかったけど、これまではできなかった。今日たくさん話ができてうれしい。」「自分の親と同じ歳の日本人と初めて話をした。母国を思い出した」「日本人と話したら、やさしいことがわかった」など普段接することが少ない普通の住民の方々と日本語で会話ができたことの喜びが伝わってくるものでした。


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