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「難民支援者のためのセミナー」を開催しました


 2009年7月17日(第1回)及び同月29日(第2回)、難民事業本部は「難民支援者のためのセミナー」を開催しました。難民支援者向けにセミナーを開催するのは昨年に続き今年で2回目ですが、国連、NGO、地方自治体の職員や、難民支援に関心の高い社会人、学生などが2日間で計57人参加しました。
 第1回は、難民事業本部に行政書士の武田敬子氏をお招きし「難民定住者等の入国管理・婚姻・国籍等の手続き」をテーマに、実際に難民支援に携わっている難民相談員から挙がった質問の数々を、事例として取り上げながら講義いただきました。家族呼び寄せ、婚姻、帰化申請など法令等に基づく手続きについて、実務に即した説明を受けることができました。
 第2回は、JICA地球ひろばに精神科医の桂川修一氏を招き、「支援者のための精神保健〜メンタルヘルスと自己管理〜」をテーマに、前半は対人支援者に多く見られる「燃えつき」や職場におけるメタルヘルス管理を焦点にお話しいただき、後半は事例を基に精神保健の観点からどう対処すべきかなどの検討を行いました。この事例検討では参加者から活発に質疑があり、今、支援者の間でメンタルヘルスが関心事項となっていることが窺えたと同時に、メンタルヘルスケアは医療支援、福祉支援と関連が深いことにも改めて気付かされました。
 2日間のセミナーを通して、第1回の参加者からは「複雑な法律、手続きを体系的に説明してもらえてよく理解できた」、「普段扱っている相談案件に近いものが多くて、大変参考になった」、第2回の参加者からは「支援者自身のメンタルヘルスの問題は、管理者として留意すべきものだと感じた」、「今後、難民のためのメンタルケアの講義も受けてみたい」との感想が寄せられました。


武田講師の説明に熱心に聞き入る

具体例を取り上げる桂川講師

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