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「多文化共生のための国際理解教育・開発教育セミナー」開催報告


 2009年8月10日、11日、難民事業本部関西支部は、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、JICA兵庫、神戸YMCA、PHD協会との共催で、教員向け「多文化共生のための国際理解教育・開発教育セミナー」をJICA兵庫にて開催しました。
 2日間にわたり、難民、環境、平和など各分野のワークショップ手法を約100人の参加者に体験してもらいました。
 セミナーの冒頭を飾ったのは、(特活)開発教育協会の中村絵乃氏による基調講演「地球的な課題を学ぶ」です。世界の貧困や人権、環境問題などグローバルな課題を児童・生徒に主体的に学ばせる方法について、参加型のワークショップを交えてお話いただきました。
 基調講演に続いて第1日目と2日目にわたり行われた分野別の分科会では、『生徒自身が考えるワークショップ』手法を主題にしたセミナーを実施しました。難民に関する分科会では、まず、難民の定義や発生する原因を詳しく説明した上で、参加者自身に、もし自分たちが難民となったら何を持って脱出するかを考えてもらうワークショップを行いました。次に、故郷を追われ、難民キャンプで暮らす子どもたちの映像を見たあと、NGOの立場で彼らを支援する計画を作成してもらい、どんな支援が必要か考えてもらいました。
 参加者からは、「世界難民地図(難民事業本部作成の教材)などの資料を活用して、是非小学校の授業で取り上げたい」「日本国内の難民問題、日本のNGOが抱えている問題を知りたい」との感想があり、教育現場に難民支援を題材にした授業を取り入れようとする積極的な姿勢が見られたワークショップとなりました。

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