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2019.3.1

「定住者の声 No.7」 ラオス語教室の運営

 ラサジャック・シーサワンさん(ラオス)は、92年にタイの難民キャンプから家族5人で日本に来ました。日本で暮らすラオス難民定住者のコミュニティー組織「在日本ラオス協会」の副会長です。協会は、主にニュースレターの発行、母国文化継承講習会(ラオス語、民族舞踊、民族音楽)、スポーツ大会の開催といった活動を行っています。今回は、ラオス語教室の運営についてお話を伺いました。

ラサジャック・シーサワンさん ラオスの文化や習慣の良さを子供たちに伝えて、どこの国に暮らしても心の豊かな人間になってほしいと願い、神奈川県秦野市青少年会館で、毎週日曜日の10時〜12時の間ラオス語教室を開いています。教室は10年位前からスタートしていましたが、私が教室を引き受けたのは1996年10月からです。ラオスの小学校1年生用の教科書を使い、6歳から12歳の子供たち7名にラオス語の読み方、書き方を教えています。過去には35人の子供たちが在籍していたこともありました。
 教室では、勉強以外にも、踊りの練習、ラオスの作法の学習、ゲームなどもしており、コミュニティーで集うお正月のお祭りや、パーティでは踊りの練習の成果を披露しています。夏にはキャンプに行ったり、みんな仲良しです。

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