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2004.4.11

カンボジアコミュニティー
カンボジアのお正月 スゥー・スデイ・チュナム・トメイ
2004年4月11日(日)神奈川県大和市勤労福祉会館において「カンボジアのお正月を祝う会」が、在日本カンボジア人調整委員会主催で催されました。日本に暮らすカンボジア難民定住者のコミュニティー団体は複数あり、普段は各々が独自に活動しています。しかしお正月行事については、各コミュニティーが一体となって開催することにしています。 参加者たちは僧侶の経に合わせ敬けんな祈りを捧げお布施をほどこすことから始めました。信仰が生活と密着しているカンボジアでは祈りやお布施は日常的に行われています。「許し許されるために与える」遠い日本で暮らす難民定住者たちもこの思いを胸に手をあわせていました。 会場正面の舞台上では歓迎新年舞踊が奉納されました。きらびやかな衣装を身にまとった踊り手は、天から舞い降りた今年の天女。銅鑼(どら)や太鼓が鳴り響く中を地上に舞い降り、去年までの天女と交代の挨拶を交わします。 参加者たちは民族音楽が流れる中でカンボジア料理に舌鼓をうちながら、互いの近況や母国文化の継承活動の展開を熱心に語り合っていました。

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