2009.5.13
ハリー神父が旭日小綬章を受章
2009年5月13日、元姫路定住促進センター名誉所長のハリー(本名ヘンドリックス)・クワードブリット神父(カトリック淳心会姫路)が、我が国のインドシナ難民受け入れ事業の推進に寄与した功績が認められ、旭日小綬章を受章されました。
ハリー神父は、我が国でボートピープルに初めて定住許可が出された翌年の1979年、カトリック淳心会姫路が運営するベトナム難民の一時滞在施設の代表を務める傍ら、この一時滞在施設の隣に同年12月に日本で最初に開設された難民の定住促進施設「姫路定住促進センター」の名誉所長として、1996年の閉所まで16年間にわたり、一貫して難民の定住支援に尽力し、日本に於ける難民の定住受け入れ事業の基礎を築く上で多大な貢献をされました。 また、姫路センター開設に当たっては、地域住民に対し難民受入れへの理解を求め説明に何度も足を運び、また、親がいない難民孤児の受け入れ先として理解のある養親、里親捜しに奔走されるなどセンターの運営面においても重要な役割を担われました。 現在も、難民コミュニティーの文化継承、母語教育などの活動を支援するほか、特に自立して生活を営むことが困難な精神疾患者、罪を犯し施設に収容中の者、刑期後の社会更生が必要な者に対し、精神的な支えとなって暖かい支援を続けられています。勲章の伝達式にて |
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