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2008.2.8

ヨルダン調査報告会−ヨルダンにおけるイラク難民の状況−

2008年2月8日(金)、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームと共催で、難民事業本部が2007年12月に実施したヨルダンにおけるイラク難民状況調査の報告会を国連大学エリザベス・ローズ・ホールで開催しました。 旧フセイン政権崩壊後の政情不安を背景に周辺諸国へ流入したイラク難民の総数は約240万人で、このうち約45万人から約50万人がヨルダンに滞在しているといわれています。ヨルダンにおけるイラク難民の特徴は都市滞留型で従来の難民キャンプに暮らす難民とは性質が異なること、同難民の滞在が長期化していること、日本のNGOも同難民の支援活動を行っていること、イラク難民支援には難民帰還後のイラク再建を視野に入れ、キャパシティー・ビルディングなど、中・長期的コミットメントを要する継続的な支援が必要であることなどが報告されました。 当日は政府関係者、NGO関係者、学生等、約80人の参加があり、参加者は調査団員のヨルダンのイラク難民の状況についての報告に熱心に聞き入っていました。

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