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2001.3.1

国際救援センター入所者による自治会活動
自治会スタッフとセンター職員は入所者がよりよい共同生活を過せるよう話し合いを重ねています。 国際救援センターの入所者は約6ヵ月間にわたって共同生活をします。この間の生活を円滑にするため入所者で組織する「自治会」がさまざまな活動を行っています。自治会は代表、副代表、安全係(施設内の安全管理、清掃指導)、生活係(食堂ホールの管理)、郵便係(入所者への郵便物の配布)、レクリエーション係(スポーツ用具、談話室の管理)の6人のスタッフが中心となって運営されています。
自治会によるいろいろな発案を具体化するに際しては、主に6人のスタッフがセンター職員と話合いをしながら進めています。これまでに食堂ホール内への自炊設備の設置、カラオケルームの開設、バレーボールや卓球等のスポーツ大会の実施、親族のセンター内泊許可等が自治会の発案により実現しています。 また、先ごろは女性入所者の希望により新たにスポーツ用品の補充が行われました。今まであった卓球用具は、使用している人のほとんどが男性でした。そこで、女性でも楽しめるスポーツとしてバドミントン用具を増やすことになりました。自治会を通じ、入所者は自分たちの意見が具体的にセンター生活に反映されている実感が持て、自治会への信頼、また、協力の機運も高まる結果となっています。スタッフは自治会活動に時間を取られることにもなりますが、入所者のために役立とうと積極的に取り組んでいます。

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