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2004.8.31

国際救援センター92期生の日本語教育「日本語学習発表会」 「私たちの発表会へぜひ来てください」92期生からカラフルな案内状が職員のもとへ届きました。 4ヵ月間にわたるセンターでの日本語教育の集大成ともいえる「日本語学習発表会」を2004年8月31日に実施しました。
 滑らかな日本語でお気に入りのドラマのあらすじを説明する学習者。日本でも大ヒットした作品だけに女性の聴衆は ポスターに釘付け。
 高齢者クラスの寸劇。以前授業で猛練習をした路線バスの乗り方を披露。高齢者が高齢者に席をゆずる場面。「どうぞ」「ありがとう」のやり取りに会場からは拍手が。
 8月5日に開催した夏祭りで「炭鉱節」を上手に踊ったのは高齢者クラスの学習者たちだった。みんなで輪になって自慢の踊りを今一度披露。
高齢者クラスの学習者は母国での暮らしぶりを絵にして発表しました。生まれて初めて色鉛筆で絵を描いたとは思えないほど豊かな色彩で生き生きと描かれており、その出来栄えには聴衆から大きな拍手が起こりました。
70歳代・男性
70歳代・女性
この発表会は学習者がこれまでに習得した日本語能力を十分に発揮できるよう講師がさまざまな工夫を凝らしたこともあり、レベルの差はあるもののそれぞれに個性豊かで内容も大変充実したものとなりました。胸を張り、しっかりと前を向いて発表する学習者たち。 時間にすれば一人2分もない短さでしたが、奮闘した成果がはっきりと見えていました。実社会でも努力とひたむきな取り組みが自信につながることを忘れずにいてほしいと感じました。

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