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2005.5.18
国際救援センター94期生の日本語特別補
国際救援センターでは約4ヵ月間、日常生活に最低限必要な日本語を読み、書き、聞き、話す力の習得を目標とした日本語教育を行っています。授業は、1日6時限で月曜日から金曜日です。
これら通常授業のほか2005年5月18日(水)から日本語習得のレベルアップを目指した特別補講(毎週水曜日)を開講しました。
補講は通常授業の終了後1時間、希望者がAコースとBコースの2クラスに分かれて受講します。
Aコースは、パソコンの操作マニュアルや周辺機器の取扱説明書を読み、機械の操作方法と説明書を読解する力を身につけ、自分でインターネットを使い、必要な情報を得ます。
Bコースは、日本社会の仕組みや数・図形に関する知識・語彙をモジュール形式で学習します。
Aコースは12名が受講しました。
パソコンを使ったことがある経験者が対象になります。母国語だけでなく日本語でメールのやりとりやインターネット検索ができるようになることが目標です。
パソコンの入力方法は、かな入力ではなくローマ字入力で学習しました。
この日のアルファベットの読み方では、講師がA(エー)から順に発音していきました。「ブイ、ダブリュー、エックス、ワイ、ゼット」受講者たちからは発音が違うという声があがりましたが、「アルファベットも日本語での発音は異なります」と説明を受けると、みんな一生懸命に発音練習に取り組んでいました。
Bコースはモジュール形式なのでテーマによって受講者が変わります。受講者の総数は25名です。コースの一覧(PDF 116KB)
この日は引っ越した先で、近所の人とスムーズにコミュニケーションを取るというテーマを約13名が学習しました。
なぜあいさつが大切なのか、どうあいさつしたら効果的か、いろいろな場面設定を作って学んでいます。
単にあいさつの用語ではなく、言葉とコミュニケーションの持つ役割とを結びつけた実践的な授業でした。
