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2005.6.23

日本定住難民雇用促進懇談会の開催

日本に上陸後の生活を語る徳山さん
2005年6月23日、草加商工会議所において「日本定住難民雇用促進懇談会」を開催しました。懇談会には、難民定住者を雇用しているか、または雇用を予定している6社をはじめ、職業安定行政機関からは東京労働局及び埼玉県内の3公共職業安定所、ボランティア団体が出席し、活発な意見交換を行いました。 今回は、ベトナム難民定住者の徳山慎郎さんを招いて、「日本の会社で働いて」をテーマに、母国を脱出してから現在に至るまでの生活、仕事と学校に関することを中心にお話いただきました。 徳山さんはベトナムで水産大学在学中のときに、ボートで祖国を脱出し、偶然とおりかかった日本のタンカーに救助されました。国際救援センターで日本語を勉強した後、旋盤工として就職したところ、勤務先でNC旋盤の自動作業をみて、日本の先端技術を勉強したいと志し、夜間高校、専門学校へと進学し、電気電子の分野を勉強しました。 専門学校に在学中は、勉強以外の時間を知人や友人の仕事探しや通訳などのボランティアを行うほか、コンピューターのオペレーターをして収入を得ました。会社では、CADによる電気製図の見習いをしながら設計を覚え、現在では浄水場、配水場の設備監視盤、制御盤の設計をしています。 質疑応答では、徳山さんから後輩に伝えたいこととして、日本語学習の重要性が強調されました。 各社からは、難民定住者の働きぶりや意見などが紹介されました。A社では、4月に採用した難民定住者たちのうち1人が休みがちになったので、国際救援センターの職業相談員に相談して業務の配置換え等の対処を行ったところ、現在はまじめに働いているとのことでした。そのほか、現在雇用している従業員に満足しているので今後も新規の難民定住者を雇い入れたい、国際救援センターに相談しながら従業員たちの日本語教育にも力を入れたいなど、活発な意見が交換されました。(会議の後、センターの日本語教育相談員より、日本語教室の情報を提供しました。) 労働局からは外国人労働者の現状について、公共職業安定所からは管内の職業紹介の実例等について報告がなされました。

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