2013.2.26
日本語教育ボランティア連絡会議の開催
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西日本地区 |
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東日本地区 |
難民事業本部は2005年2月17日に関西支部、24日に国際救援センターで、それぞれ西日本地区および東日本地区の日本語教育ボランティア連絡会議を開催しました。会議では、難民事業本部から、当難民事業本部が実施している今年度の日本語教育ボランティア団体に対する援助事業の実施状況の報告と、来年度の同事業の実施方針について説明を行いました。また、各ボランティア団体からは、地域における日本語教室での難民の日本語支援状況等の説明がなされたほか、2006年3月末の国際救援センター閉所後の難民支援事業について、積極的な質疑が行われました。
あるボランティア団体からの報告では、最近の日本語支援現場の変化として、難民の高校生、大学生が積極的に支援活動に関わっている事例が紹介されました。かつてボランティア教室で日本語を学んでいた子どもたちが、成長後日本語教室での指導や進学のための教科学習支援のスタッフとして参加してくれているとのことでした。
当難民事業本部の日本語教育相談員からは、受けた相談の中から、難民子女の進学に関する事例等を紹介しました。特に夜間中学や定時制高校への進学では、地方自治体によって入学の許可の取り扱いに差があるため、相談者ごとに個別の対応が求められます。
今後もボランティア団体と日本語教育相談員が、緊密に情報交換を行いながら、難民の日本語支援を実施していくことの大切さを改めて確認しました。
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