2021.2.8
第三国定住難民第8陣 国際交流イベントに講師として参加しました(2020.12.1)
12月1日(火)に、第三国定住難民第8陣の有志3名が、市の人権・男女参画センター施設主催の国際交流イベントに講師として参加し、ミャンマー料理の作り方を紹介しました。
このイベントは、料理を作りながら地域の中で新たな関係や活動を創っていくという考えのもと17年前に始められ、地域に住む外国人市民をゲストに迎えて年6回開催されているもので、今回はミャンマー料理が取り上げられました。
難民たちは、ミャンマーのレシピから自分たちでメニューを考え、材料を揃え、当日は日本語教室の先生や地域の皆さんに説明をし、全員で料理に取り組みました。
メニューはモヒンガー(汁ビーフン)・ゴラカンティッジョ(天ぷら)です。
みな、参加者と日本語でコミュニケーションを取り、質問に答えながら料理を作りました。調理方法だけでなく、日本ではあまり知られていない食材や調味料などについても説明し、参加者の興味を引いていました。
また、当初参加予定ではなかった難民男性も、会社の有給休暇を取って参加しました。元々料理好きで職業としての料理人への興味も強く持っているだけに、当日は見事な包丁さばきを披露し、参加者からたくさんの称讃の声が上がりました。
難民たちの協力の甲斐あって、料理は大変おいしく出来上がりました。難民女性が前日から自宅で作ったデザートの「ハラワ」も加わり、料理ともども大好評でした。
食事をしながら会話も楽しむことができました。第三国定住難民第8陣は2018年3月に定住を開始してから今年で3年目になりますが、この催しを通して地域の方々と親交を深めるとともに、実践的な日本語力をつける良い機会となりました。
(注:この催しは十分な感染予防対策を講じた上で行われました。)

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