2022.10.18
第三国定住難民(第12陣)コースの開講式を開催しました
2022年10月7日(金)、RHQ支援センターは、第42期生第三国定住難民(第12陣)コースの開講式を、関係機関や地元町会からの来賓を招き開催しました(一部オンライン参加)。
2020年に第三国定住制度の受け入れ要件がアジア地域に滞在する難民に拡大されたことを受け、第12陣は、ミャンマー出身者と中東出身者を合わせた16世帯29名が一時滞在先のマレーシアから来日し、入所しました。入所者は、来年3月までの定住支援プログラムで、新たな定住地での自立を目指して、日本語や社会生活情報を学びます。
式典では、吉田難民事業本部長から入所者に向けて、皆さんが定住先に選んだ日本で新たな人生を築いていってほしい、そのために必要な日本語や日本のルールを半年間でしっかり身につけてほしい、と激励の言葉をかけました。入所者は一様に引き締まった面持ちで、明日から始まるプログラムに臨む心の準備が出来たようでした。
続いて、来賓の外務省、厚生労働省、文化庁、出入国在留管理庁、新宿区、IOM駐日事務所、地元町会から温かい歓迎の言葉があり、入所者からは、式典の終了後に「来日前は不安があったが、今日、日本政府、国際機関や地元住民が一体となって自分たちを迎えてくれていることを知って安心した。子供のためにも受け入れてくれた日本に感謝して頑張りたい」と感謝と決意の声が寄せられました。
RHQ支援センターは、プログラム期間中の入所者の健康管理をはじめ、住居、就労、学校、保育所の準備を行い、万全の状態で定住地に送り出せるよう、職員一同サポートしていきます。


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