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2010.10.6
RHQ支援センター第三国定住難民コース第10期生(第三国定住難民第1陣)の開講式を開催しました
2010年10月6日(水)、RHQ支援センターにて第三国定住難民として入国した第10期生3家族18名の開講式を行いました。先月28日に入国したばかりの第10期生はカレン族の衣装を身にまとい、少し緊張した面持ちで参列しました。開講式では難民事業本部長からの式辞、日本語教育参与からの挨拶に続き、外務省をはじめ政府関係者や地方自治体、国際機関の列席者から祝辞と励ましの言葉をいただきました。
第10期生の代表は、日本に来る際に初めて自動車や飛行機に乗ったこと、日本到着後に子どもたちが体調を崩してしまったことなど、キャンプを出てから大変なことが続いたが、今日みんなが元気に開講式を迎えられてよかったとカレン語で挨拶し、最後に「これからがんばりますのでよろしくおねがいします」と新しい生活と日本語習得に対する決意を表わしました。
入所者の紹介では、名前を呼ばれ一人ひとり「はい」と元気よく返答し、来賓から盛大な歓迎の拍手を受けていました。
明日からは180日間の定住支援プログラムとして日本語教育、生活ガイダンスを受講するとともに、平行して就職先と住居を探し、来年3月には新しい生活を始めます。
センターでは、第10期生全員が職場や学校で安心してスタートが切れるよう支援に努めていきます。
