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2001.7.18

第86期入所者の日本語教育 戸外学習
戸外学習で品川水族館を訪れる高齢者クラス
2001年7月18日(木)国際救援センター第86期入所者は、日本の交通 機関の利用方法等を学ぶため、品川水族館行き(高齢者クラス、児童クラス)と東京タワー行き(成人クラス)に分かれて戸外学習を行いました。入所者のほとんどは日本に来て間もない人たちです。バスの乗り方や電車の切符の買い方、レストランでの注文の仕方等は教室で繰り返し練習していますが、戸外学習はこれを実際に体験するものです。 当日は、30度を超える暑さの中センターを出発し、品川水族館へはバスを乗り継ぎ、また、東京タワーへはバスや地下鉄、モノレールを乗り換えて向かいました。バスの乗車の際は生徒の一人が後ろの生徒へ母国語で乗車料金を伝達したお陰で全員が問題なく乗車できました。児童クラスでは、切符販売機に片手を精一杯伸ばし、一人で切符を購入する姿が、成人クラスでは、生まれて初めてモノレールに乗り、揺れて落ちるのではないかと心配をする姿も見られました。 生徒たちは日本の交通機関を実際に利用し、また、日ごろ教室で学んでいる日本語を使用する機会を持つことができ、貴重な一日を過ごしました。

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