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2019.3.1

難民定住者のコミュニティー活動を支援しています

 難民事業本部では、難民定住者のコミュニティー団体が実施する情報交換や地域社会との交流活動等に対して助成を行っています。これまで支援しているインドシナ難民のコミュニティーに加えて、2005年度からは条約難民のコミュニティーに対する支援も始まりました。ここでは、これら支援の一部をご紹介します。

ベトナムコミュニティー

第11回旧正月を祝うつどい神戸

テトを祝うベトナムコミュニティー

 2006年1月29日、「第11回旧正月を祝うつどい神戸」が同実行委員会主催で兵庫県神戸市内のマリスト国際学校にて行われました。地元コミュニティーのメンバーに加えて神戸市以西からも広く参加者があり、ベトナム難民定住者、日本人等合わせて500人以上が共にベトナムの旧正月を祝いました。
 会場ではベトナムの正月料理や地元支援者団体の屋台を囲んで開会直後から盛り上がり、ベトナム難民定住者と地域住民の相互文化理解を促すゲームや余興を中心にプログラムが進行しました。
 NGO ベトナム in KOBEの「こどもベトナム文化クラブ」で練習を重ねたベトナム人の子どもたちは、一弦琴や太鼓などべトナムの楽器を合奏し、地元のシルバーカレッジのグループはハワイアンダンスや日本民謡・日本舞踊を披露しました。後半では、神戸市在住のベトナム人青年がラップ音楽を通じて一世の難民経験、自らの二世としてのアイデンティティーの問題を訴え、参加者全員の共感を呼びました。今後も、ベトナム難民定住者と地域住民が共に楽しめる機会が増えていくことを願います。

ミャンマーコミュニティー

第59回ビルマ連邦記念日祝典

連邦記念日を記念して諸民族の芸能が披露されました

 難民事業本部は、コミュニティ活動支援事業の一環として、2006年2月12日に在日ビルマ連邦少数民族協議会の主催で実施された「第59回ビルマ連邦記念日祝典」に対する支援を行いました。
 連邦記念日を記念した講演などが行われた第一部に引き続き、第二部においては諸民族の伝統舞踊・歌謡、そして、沖縄伝統舞踊の披露も行われました。
 同祝典が開催された南大塚ホール(東京都豊島区)には大勢の参加者が訪れ、最後まで舞踊や歌謡を楽しみました。

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