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2019.3.1

難民定住者のコミュニティー活動を支援しています

 難民事業本部では、難民定住者のコミュニティー団体が実施する情報交換や地域社会との交流活動等に対して助成を行っています。これまで支援しているインドシナ難民のコミュニティーに加えて、2005年度からは条約難民のコミュニティーに対する支援も始まりました。ここでは、これら支援の一部をご紹介します。

ラオスコミュニティー

 2006年11月4日(土)、5日(日)の両日、神奈川県愛甲郡愛川町の(財)愛川ふれあいの村において開催された「愛川町国際交流フェスティバル」に在日本ラオス協会が参加、難民事業本部は、コミュニティー支援の一環としてこれを支援しました。

 在日本ラオス協会の中心地としてラオス文化センターが愛川町に2003年に開所以来、在日本ラオス協会は、愛川町や愛川国際交流クラブとの交流を重ねてきました。そして、この度、愛川国際交流クラブが例年主催しているこの「国際交流フェスティバル」に、在日本ラオス協会として初めて参加しました。

 ふれあいの村は、広々とした高台に点々と宿泊ロッジが並んでおり、各国のパビリオンとして利用し、来客を迎えました。ブラジル、コロンビアなど、中南米諸国のロッジが続いている中で、アジア唯一のラオス・ロッジでしたが、壁面とテーブルいっぱいにラオスの民芸品や地図、写真などが飾られ、民族音楽・舞踊のビデオも流され、ラオスの難民定住者について、大勢の人たちに知ってもらうよい機会となりました。

 会場には、宿泊施設が備わっていたこともあり、準備のために宿泊した人、1日だけ協力した人を合わせて、約80人のラオス難民定住者が参加しました。
 メインステージでのラオス民族舞踊、ラオス料理の焼きそばや餅菓子などの販売、民芸品の陳列やガイド役の説明などで、大いに盛り上がりました。

ラオスコミュニティー

ラオス語でITパソコン教室

主催:

ラオス語で基礎からITパソコン講習実行委員会

場所:

神奈川県大和市 渋谷中学校会議室

 ITパソコン講習実行委員会主催のラオス語によるパソコン教室が2006年10月29日、11月12日、19日、26日の4回にわたって開催されました。毎回15〜20人の人たちがWord、Excel、インターネット、E-mailなどについて、熱心に学習していました。
 最終日の講習では、インターネットでラオス語等のフォントをインストールする方法を学び、ラオス語のニュースを読んだり、ラオス語で文章を作成したり、互いに、年賀状を作成して交換できるようになり、パソコンへの興味や楽しさで、喜びの歓声も上がり、教室は、大変にぎやかになりました。
そして、ほとんどの参加者は、更に上級の講習会を開催することを望んでいました。
 これまで母語であるラオス語でパソコンを勉強するチャンスがなかった参加者が多く、パソコンが更に身近なっていました。

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