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2019.3.1

難民定住者のコミュニティー活動を支援しています

 難民事業本部では、難民定住者のコミュニティー団体が実施する情報交換や地域社会との交流活動等に対して助成を行っています。これまで支援しているインドシナ難民のコミュニティーに加えて、2005年度からは条約難民のコミュニティーに対する支援も始まりました。ここでは、これら支援の一部をご紹介します。

ベトナムコミュニティー


浜松サッカー大会

 お盆休みの初日にあたる2007年8月13日(月)、日本全国からベトナム人サッカーチーム約8チームが浜松市の高丘運動公園に集まりました。神奈川、静岡、兵庫、大阪など各地のベトナム人コミュニティーや地域住民などが一堂に会し、サッカー観戦を通して交流、親睦を深めることができました。
 運動場のトラックに沿って、それぞれのチームの特設テントが並び、ベトナム料理や飲み物の販売、日陰から応援するサポーターの姿が見られました。各地のサッカーチームは前日に同グラウンドに到着し、テントを張ってこの日のために料理等の準備をしていたそうです。試合当日は静岡ベトナム人協会のテントで、フォー(ベトナム風麺)、バインミー(サンドイッチ)、チェー(氷ぜんざい)など種類豊富なベトナム料理が並び、テントでは常に人だかりが絶えませんでした。
 午前中の天気は曇っていましたが、午後には青空が広がり、暑さのあまり審判の不調で決勝戦が混乱するというハプニングもありました。共に汗を流して交流することで、日本に住んでいながら普段はなかなか会うことができないベトナム人定住者同士が知り合い、お互いの情報、意見交換をする大変よい機会となったように思います。

 なお、この活動には難民事業本部も助成金等で支援しています。


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