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2019.3.1

難民定住者のコミュニティー活動を支援しています

 難民事業本部では、難民定住者のコミュニティー団体が実施する情報交換や地域社会との交流活動等に対して助成を行っています。これまで支援しているインドシナ難民のコミュニティーに加えて、2005年度からは条約難民のコミュニティーに対する支援も始まりました。ここでは、これら支援の一部をご紹介します。

ラオスコミュニティー


「ラオスフェスティバル2007」に参加協力しました

 在日本ラオス協会は、2007年9月23日(日)、24日(月)に東京都代々木公園で開催された「ラオスフェスティバル2007」(主催:ラオス大使館、東京国際学園高等部)に、主催団体の参加協力の依頼で、ラオス伝統儀式の「バーシー」への協力とラオス料理店を出店しました。
 「バーシー」はラオス人の生活には切っても切れない宗教上の大切な習慣・儀式で、新年や結婚などの人生の節目や歓迎・送別の際にも実施されるもので、このフェスティバルでも両日の午前中に行われました。ラオス協会では早朝より神奈川県愛川町のラオス文化センターから祭壇の装飾品などを車両で運び出し、その設営と飾りつけを行いました。
 屋台(テント)のラオス料理店では、ラオスの春巻きや焼きそば、焼き鳥が販売され一般参加者から「とてもおいしい」と好評で、スタッフは汗だくになりながら調理していました。
 2日間にわたって開催されたフェスティバルは、好天に恵まれたこともあり、ラオス出身の定住者はもとより一般の参加者も多く大盛況な行事になりました。

 なお、この活動には難民事業本部も助成金などで支援しています。

ベトナムコミュニティー

ベトナム語でITパソコン教室

 ベトナム語でITパソコン講習実行委員会主催のパソコン教室が大和市立渋谷中学校の日曜開放教室(下和田の郷)で2007年9月9日(日)、16日(日)、23日(日)の3回にわたって開かれました。毎回、小学生から70代の夫婦までの幅広い年齢層の15人前後の参加者で、本年度2度目の開催でした。
 第一日目は、デジカメで撮影した画像をパソコンに取り込み、各自の紀行文や手紙文に記念写真を飾りつけ、それを印刷したところ本人も驚く出来映えでした。
 二日目と三日目は、マウスを動かして画面上にだ円などいろいろな形を作成することを学びました。初めのうちはだ円にしたいのにマウスを持つ手がふるえて、でこぼこのだ円になってしまい本人も周囲も大笑い、どの人も初めは同様でしばらく笑いが絶えませんでした。しかし、次第に思い通りの形の枠を作れるようになり、枠に色をつけて額縁印刷もしました。更に、四角い写真をだ円など好きな形に修正することも出来る人が出てきました。どの参加者も夢中になって取り組みました。
 最終回は、それらの作品をTシャツに印刷しました。どの回も終了時間を延長するほどで、教室は熱気にあふれていました。

 なお、この活動には難民事業本部も助成金などで支援しています。

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