2019.3.1
難民定住者のコミュニティー活動を支援しています
難民事業本部では、難民定住者のコミュニティー団体が実施する情報交換や地域社会との交流活動等に対して助成を行っています。これまで支援しているインドシナ難民のコミュニティーに加えて、2005年度からは条約難民のコミュニティーに対する支援も始まりました。ここでは、これら支援の一部をご紹介します。
![]() |
ベトナムコミュニティー | ![]() |
![]() |
![]() |
2008年度第2回 ベトナム仲間作りの会が開催されました
![]() |
2008年8月5日(火)、「グループホームをめざす会(仲間づくりの会)」が開催されました。
この仲間づくりの会はベトナム人定住者で精神に障害を持つ人たちの自立を目指し、2004年3月に発足し今年で4年目になります。これまで2ヶ月に一度みんなで集まり交流を深めてきました。今年度第2回目の集まりとなる今回は、東京都小平市にある社会福祉法人黎明会の黎明寮にて鶏粥と生春巻きづくりを行いました。
今回の参加者はベトナム人7人とスタッフ6人。前日までに買出ししてあった食材を集め、野菜を洗う係、切る係、材料をゆでる係など作業を分担し、各自自分が出来ることを手伝い準備を行いました。生春巻きの材料の下準備が整ったところで、手が空いた人全員で生春巻きを巻いていったのですが、ベトナム人定住者の方々は慣れない日本人スタッフの傍らで、慣れた手つきで手早く生春巻きを作っていました。
その後ベトナム人通訳が作った鶏粥も出来上がり、みんなでベトナム料理を楽しみました。定住者の中には普段の生活ではベトナム料理を口にする機会が少ない方も多く、久しぶりの生春巻きを堪能しました。また参加者の多くがベトナム出国以来初めて鶏粥を食べたとのことで、久々の母国の味に感激していました。2ヶ月ぶりにみんなで集まったため、食後も近況報告や今後やってみたいことなどで話が盛り上がりました。
なおこの活動には、難民事業本部も助成金等で支援しています。
関連記事
- 2020.12.11
- UNHCR難民高等教育プログラムを活用し大学へ進学した難民定住者
- 2020.01.31
- 千葉県在住第三国定住難民を対象に地域相談会を開催しました(2020.1)
- 2019.03.01
- 「支援者の声No.13」日本語教室だより
- 2019.03.01
- 「支援者の声 No.14」姫路市立城東小学校の取組み
- 2019.03.01
- 「支援者の声 No.17」学びの架け橋