2020.9.17
RISEプログラム
現在日本に居住する難民は、様々な分野において職場の一員として活躍していますが、ユニクロのRISEプログラム*1を利用して就労している人々もいます。今回は、その内の1名(女性)にお話を伺いました。
彼女は第三国定住難民として、2017年に夫とともにマレーシアから来日しました。
初めの1年で日本語の授業と職業訓練を受け、RISEプログラムで準社員としてユニクロでの就労を開始しました。
彼女は日本での働き方について、「来日前は、日本人は休みなく働いて、労働時間が長いため大変と聞いていました。しかし、実際には1日8時間労働で、週休2日なのには驚きました。」と語ってくれました。
また、ユニクロでの仕事に関して、「日本語が分からないと仕事にならないため、日本語を話すだけでなく、読み書きも日本語教室に通うなどして学んでいます。それでも分からないことは、職場の人に聞いて支援してもらっています。」と答えてくれました。
将来の夢に関しては、「良いスタッフになりたいです。10年後には正社員になることが目標です。あと、母国の貧しい人を支援したいです。」と語ってくれました。
彼女は休みの日も欠かさずに日本語教室に通って勉強する等、日々努力しています。将来の夢が叶うよう、RHQではユニクロと協力して、今後も彼女をサポートしていきます。
*1 難民の方々をユニクロの店舗スタッフとして雇用するプログラムで、Refugee Inclusion Supporting Empowermentの略称。ユニクロのくわしい難民支援はこちらからご覧ください。
(リンク先:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/community/?refugee)
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