国際救援センター95期生の入所(10月11日現在)

国際救援センター95期生の入所(10月11日現在)
ベトナムから呼寄せられたベトナム難民家族(ODP)は、2005年7月13日に8世帯24名が、9月9日に2世帯6名が日本に入国しました。 そして、国際救援センターに第95期生として入所したのは、自己都合により入所を辞退した6名を除く9世帯24名、そして今期へ入所を延期していたODP1世帯2名、一般入国者(※)12世帯16名、条約難民1世帯1名の合計23世帯43名です。 9月13日の入所式では、期待と不安を胸に静かに席に着いた入所者に対して、センター所長から今回が国際救援センターへ入所する最後の入所期であること、またチャンスを活かして勉強に励むよう激励の言葉がありました。 2006年3月までセンターでの学習は続きます。 (※)一般入国者 ODP以外の方途で一般入国したインドシナ難民の家族(配偶者・子)をいう。

国際救援センターのオリエンテーション「バーベキュー」

国際救援センターのオリエンテーション「バーベキュー」
バーベキューを楽しむ入所者たち
2005年9月、国際救援センターの入所者としては最後となる95期生43名が入所しました。 センターでは、12日から22日まで入所者を対象とするオリエンテーションを行いました。21日は、共同生活に慣れるため、またゴミの分別方法を指導するためのオリエンテーションの一環で、前期入所者や職員を交えバーベキューを開きました。 屋外でバーベキューを囲みながら、初めて職員とふれあう95期生たちは、まだ、日本語が話せないため「おいしいですか?」と質問されてもただうなずくだけでしたが、楽しそうに肉や野菜をほお張っていました。また、入所者同士での親睦会の場となり、これから半年を共に生活していく仲間としてのチームワークが芽生えたようでした。 一方、もうすぐ退所となる94期生たちは、センターで学んだ日本語を駆使し、職員と“おしゃべり”を楽しみました。 バーベキューが終わったあとは、94期生が積極的に後片付けをしている姿を見習い、95期生も鉄板や椅子の片づけをしたり、ゴミの分別の仕方について職員から実地で指導を受けたりしました。 翌22日から開始する日本語の授業に備え、体力をつける栄養補給になったでしょうか。