国際救援センターの入所者忘年会と保育室のクリスマス会
2005年12月15日(木)、国際救援センターでは入所者と職員の共催による忘年会を開催しました。この行事は、日本の習慣の一つ忘年会を経験してもらうとともに、入所者が協力し合って、何事にも積極的に取り組むことを目標として開催しています。
当日並んだ料理は、入所者たちの手づくりです。母国の料理を準備した人は「皆に食べてもらうために、昨日の朝の3時までかかりました」と話してくれました。
会食では、3ヵ月間勉強した日本語の成果を出すように、職員に「コレも食べてください」「美味しいですか?」と懸命に話しかける入所者の姿がありました。 |
その後、職員が、ベトナム語の歌やカンボジアの踊りを披露しました。子どもたちも一緒になって歌ったり、踊ったりしていました。
次に、入所者が日本語で「四季の歌」と「大きな古時計」を歌いました。ピアノに合わせて「は〜るをあいするひ〜と〜は〜」とリズムよく歌っていました。 |
メインステージでは、華麗なファッションショーが行われました。 |
最後には、母国の伝統的な踊りが披露され、華やかな締めくくりでした。 |
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現在センターには5人の乳幼児が家族と共に入所しており、親が授業を受けいている間は保育室に預けられます。
12月20日(火)には、その保育室でクリスマス会を開催しました。
日頃から練習していた、「ひげじいさん」の歌と踊りを発表した後、ボランティアによるマジックショーが繰り広げられました。その、マジックショーに子どもたちは、驚きの声をあげた後、割れるような拍手をしました。 |
それから、子どもたちが「サンタさん」と呼ぶ声でサンタクロースが登場しました。サンタクロースからプレゼントを受け取ると「ありがとう」と言って、夢中になってプレゼントの中を見ていました。一緒に参加した親は日本語で「よかったね」や「何をもらったの?」など聞いていました。
その後、ケーキやお菓子、手づくりのフルーツポンチが出され、クリスマス会を楽しみました。 |