RHQ支援センター第11期生の「防災館」体験

RHQ支援センター第11期生の「防災館」体験
 2011年4月6日、第11期生入所者は、定住支援プログラムの生活ガイダンスの一環で都内の防災館を訪れ、地震、火事、救急時の対応について学習しました。
地震体験では、関東大震災を想定した「震度6」の揺れを疑似体験し、すさまじい揺れと物が飛び交う中、指導どおりに身の安全を確保する体勢をとる訓練を行いました(写真)。3月の東日本大震災の体験が記憶に新しいこともあり、入所者の防災意識は高く、全員真剣に取り組みました。体験後入所者からは、「本当に怖かった。」「実際の地震の時にうまくできるか心配。」などの感想が聞かれました。 続く消火器シミュレーションを使った消火体験、煙の立ち込める部屋からの脱出訓練も無事こなし、それぞれ達成感に満ちた表情でした。 この体験を通じて、各自日頃から防災に対する知識を深め、訓練を欠かさないことが重要だと理解できたと思います。

RHQ支援センター第11期生の開講式を行いました

RHQ支援センター第11期生の開講式を行いました
 2011年4月4日、平成23年度RHQ支援センターで新たに学ぶ第11期生29名(内訳:半年・昼間コース23名、夜間・通年コース6名)の開講式が行われました。内閣府、外務省、文化庁、厚生労働省、新宿区、戸塚警察署からご列席いただき、祝辞も頂戴いたしました。
翌日からはオリエンテーションを開始し、防災館での地震体験、戸塚消防署指導による避難訓練、消火訓練、通報訓練も行いました。東日本大震災直後でもあり、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。 それぞれのコースが修了式を迎える頃には日本語も上達し、日本で定住するための自信がついてくれることを期待しつつ、職員一同取り組んでいきます。