第三国定住難民第2陣の授業風景を公開

第三国定住難民第2陣の授業風景を公開

2011年10月26日、RHQ支援センターでは、第三国定住難民の日本語授業を報道関係者に公開しました。 大人2クラス、子ども2クラスに分かれて勉強中の13名(大人8名、子ども5名)は、テレビカメラでの撮影に少し緊張した様子でしたが、授業の後のインタビューでは、大人クラスの一人が「子どもの将来のために日本を選びました」と来日の理由を話し、子どもクラスでは元気な声で「日本の食べ物はみんな好きです!」と答えていました。(写真は普段の子どもクラスの授業の様子)

第三国定住難民第2陣の授業風景を公開

第三国定住難民第2陣の授業風景を公開

2011年10月26日、RHQ支援センターでは、第三国定住難民の日本語授業を報道関係者に公開しました。 大人2クラス、子ども2クラスに分かれて勉強中の13名(大人8名、子ども5名)は、テレビカメラでの撮影に少し緊張した様子でしたが、授業の後のインタビューでは、大人クラスの一人が「子どもの将来のために日本を選びました」と来日の理由を話し、子どもクラスでは元気な声で「日本の食べ物はみんな好きです!」と答えていました。(写真は普段の子どもクラスの授業の様子)

鈴鹿市の小学校で国際理解講座を開催

鈴鹿市の小学校で国際理解講座を開催   2011年10月24日、今年3月に第三国定住難民(ミャンマー・カレン民族)の3家族が定住地での生活を開始し、現在5名の児童が通っている鈴鹿市立椿小学校をRHQ支援センター職員が訪問し、カレンの言葉や文化・習慣について理解講座を行いました。   本講座は、同校の国際理解教育の一環で行われたもので、5名の難民児童はそれぞれの学年に分かれて在籍しているため、全校児童を低学年、中学年、高学年と3クラスに分け、全員を対象に行われました。   “ちがう言葉の中でくらすことについて考える”を学習のねらいとして、はじめに職員と難民児童がカレン語で会話したり、カレン語の絵本を読み聞かせたりして、カレン語という外国語を意識してもらいました。   もし、自分が外国に住んで言葉が分からなかったらどうなるかを考えてもらいながら、日本に来た5名の難民児童が同じように日本語が分からず苦労していること、それでも日本語で話し勉強していることには、大変な努力が必要なこと等に気付いてもらえるよう進めました。   最後に、全員に同じ小学校の仲間として日頃どんなことに気を付ければよいか、できる行動はないかを考えてもらい、講座を終了しました。   講座に参加した児童からは「カレンの言葉を聞いても分からなかった、ミャンマーの子も同じなんだと思う」、「わたしたちと仲良く話したり、勉強したりしていることはすごいことだと思う」、「私たちに出来ることはやさしくわかりやすく話すこと」、「これからはもっといろいろなことを教えてあげたい」等の感想が寄せられました。

第三国定住難民が難民の交流会に参加

第三国定住難民が難民の交流会に参加

先月来日した第三国定住難民第2陣の4家族18名が、2011年10月23日(日)、当財団が開催した「第32回日本定住難民とのつどい」(新宿文化センターで開催)に参加し、日本に定住する難民の交流イベントを観覧しました。 この日、4家族18名は他の難民定住者やNGOなどの支援者と同じホールに着席し、マーチングバンドやサーカス、ミャンマーの条約難民やベトナム、ラオス、カンボジアのインドシナ難民がきらびやかな衣装で披露した民族舞踊に見入っていました。 会の終わりには、名残惜しそうに「また見たい」「今度は自分たちも踊りたい」などの感想を聞かせてくれました。

第三国定住難民が難民の交流会に参加

第三国定住難民が難民の交流会に参加

先月来日した第三国定住難民第2陣の4家族18名が、2011年10月23日(日)、当財団が開催した「第32回日本定住難民とのつどい」(新宿文化センターで開催)に参加し、日本に定住する難民の交流イベントを観覧しました。 この日、4家族18名は他の難民定住者やNGOなどの支援者と同じホールに着席し、マーチングバンドやサーカス、ミャンマーの条約難民やベトナム、ラオス、カンボジアのインドシナ難民がきらびやかな衣装で披露した民族舞踊に見入っていました。 会の終わりには、名残惜しそうに「また見たい」「今度は自分たちも踊りたい」などの感想を聞かせてくれました。

第12期生(第三国定住難民第2陣)消火・緊急通報の実地訓練

第12期生(第三国定住難民第2陣)消火・緊急通報の実地訓練   2011年10月12日、第12期生(第三国定住難民第2陣)は、社会ガイダンス授業の一環で地域の消防署の協力の下、消火・緊急通報の実地訓練を行いました。   訓練では、まず、RHQ支援センターがあるビル5階から非常階段を使って階下へ安全に避難を行い、続いて、消防署で消火体験、緊急通報体験を行いました。入所者にとっては初めての集団での避難も混乱することなく、消火器の使用も、日本語での119番通報も消防署員の指導を受け、繰り返し練習することができました。日本で大地震が起きたことは、来日前から知っていて、入所者も防災意識は高く、全員が真剣なまなざしで訓練に取り組んでいました。最後は、消防車や救急車の見学、防火服の試着体験をして終わりました。   この実地体験を通じて、入所者からは「どれも初めてのことだったので緊張した。」「火事の事故のときは、電話をかけられるようにもっと練習したい。」などの感想が聞かれました。

RHQ支援センター第12期生の開講式を開催しました

RHQ支援センター第12期生の開講式を開催しました 2011年10月11日(火)、RHQ支援センターにて、第2陣の第三国定住難民として9月29日に入国した第12期生4家族18名の開講式を行いました。カレン民族の伝統衣装に身を包み、少し緊張した面持ちで開講式に臨んだ第12期生入所者に対し、関係各省庁、国際機関、自治体等の参列者から温かい祝辞と励ましの言葉が送られました。 入所者代表からは、「受け入れてくれた日本政府に感謝したい」「どんな仕事でも家族と社会の為に頑張りたい」「早く日本語を覚えて、自分の言葉で自分の想いを伝えられるようになりたい」など、日本での定住や日本語学習に向けての力強い決意表明がなされました。続いて家族紹介が行われ、子ども達は長旅の疲れも感じさせない元気な声で返事をしていて、日本での生活のスタートにふさわしい、熱気あふれる開講式となりました。 当センターは、来年(2012年)の定住支援プログラムの修了後、全員が新しい定住地で生活を開始することができるよう支援に努めています。