RHQ支援センター第13期生(昼クラス)の学習発表会を行いました

RHQ支援センター第13期生(昼クラス)の学習発表会を行いました

2012年5月29日(火)、RHQ支援センターにて、同年4月に入所した第13期生(半年昼間コース)12名が学習発表を行いました。 発表の内容は「センターがある街を知る」です。発表に先立ち、事前の学習でセンター周辺の地図を作成し、それを基に近隣にある大学や神社や公園などを散策し、そこにまつわる歴史やゆかりの人物などを調査し、発表に向けて資料を作成しました。発表当日はそれらの資料を使い、クラス単位に分かれて一人ひとりが日本語で発表しました。入所時には日本語が全く話せなかった者も、きちんと内容を把握した発表を行い、職員一同もその上達ぶりに驚きました。 発表の日は、UNHCR駐日事務所からの見学者もあり、発表者は一層力が入ったようです。日ごろの日本語学習の成果が発揮された一日となりました。

第12期生(第三国定住難民第2陣)子どもたちが初めての運動会を経験

第12期生(第三国定住難民第2陣)子どもたちが 初めての運動会を経験 2012年5月26日(土)及び6月2日(土)、第三国定住難民第2陣の子どもたちは、それぞれ通う小学校と保育所で初めての運動会を経験しました。 子どもたちは、赤組と白組に分かれ、徒競走では「よーいドン!」の合図とともに元気に走り出し、騎馬戦や組体操などにも一生懸命取り組みました。応援に来た両親も我が子の微笑ましい活躍ぶりを見守り、昼食時には家族で手作りのお弁当をひろげました。親子競技にも積極的に参加し、フォークダンスや大玉転がしなどを楽しみました。 天候にも恵まれ、日焼けした子どもたちは「初めての運動会で緊張した」と喜び、両親からは「日ごろ家庭では見られない子どもたちの姿が見られて安心した」との声が聞かれました。

 

第三国定住に関する有識者会議にオブザーバーとして出席しました

第三国定住に関する有識者会議にオブザーバーとして出席しました

2012年5月8日(火)及び6月19日(火)に「第三国定住に関する有識者会議」が開催され、難民事業本部はオブザーバーとして出席しました。 日本は、2010年度からパイロットケースとして、第三国定住による難民の受入れを始めていますが、有識者会議は、パイロットケースの現状や課題を検証した上で、受入体制など今後の方針を官民が連携して幅広く総合的な視点から検討するために設置されました。難民対策連絡調整会議の下、難民問題または難民受入れ等に精通した学識経験者を含む方々が有識者会議の構成員となっています。 5月8日(火)に開催された第1回会議では、内閣官房からは2012年3月29日付難民対策連絡調整会議決定について、また国連難民高等弁務官事務所(UNHCR駐日事務所)からは第三国定住制度の現状について説明がありました。また、6月19日(火)に開催された第2回会議では、外務省からは諸外国における第三国定住支援の現状について、国際移住機関(IOM)からはIOMにおける第三国定住支援の取組みの説明がありました。両日の会議では、構成員の活発な意見交換もみられました。 今後本会議は、月に1回開催される予定です。