RHQ支援センター第13期生(昼間コース)が無洗米工場を

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中川内閣府特命担当大臣、中野外務大臣政務官が 第12期生(第三国定住難民第2陣)の定住状況視察
2012年6月6日(水)、第三国定住難民(第2陣)の定住状況を視察するため、中川正春内閣府特命担当大臣及び中野譲外務大臣政務官が関係先を訪問し、関係者との意見交換及び難民家族と懇談しました。 中川大臣及び中野政務官は、難民男性が職場適応訓練を受けている東京都内の靴製造会社を訪問し、実際に靴を製造している現場を視察した後に、難民と懇談しました。靴製造会社訪問後、子どもが通園している保育所を訪問し、市長、副市長、地域関係者などと一緒に、難民女性と子どもと懇談しました。 中川大臣及び中野政務官は「日本の生活で困ったことはないか、どういった支援が望ましいか」など難民に質問しました。難民は「日本の生活は安全でよい。日本語は難しいが頑張っている。仕事は楽しい。」などと答えました。 難民事業本部は、生活相談員、職業相談員、日本語教育相談員等を職場や地域に派遣して、難民が地域や職場に溶け込めるように継続的な支援を行っています。鈴鹿市で第三国定住難民に関するシンポジウムが開催されました
2012年6月30日(土)、三重県鈴鹿市主催で「難民受入れから多文化共生の地域づくりへ」と題する難民の第三国定住に関するシンポジウムが開催されました。 第三国定住難民第1陣のうちの3家族15名は2011年4月から約半年間、鈴鹿市内の農業法人での職場適応訓練を経て、同年9月に同事業所に就職し、定住先での生活を始めました。このシンポジウムは、第三国定住事業の概要や難民の地域での受入れの現状を紹介しつつ、難民受入れにかかる今後の展望と課題について市民の理解を深めるために開催されました。 シンポジウムは午前の部、午後の部の2部構成となっており、午後の部ではシンポジウムの冒頭に難民3家族がステージに上がり、日本語で自己紹介をしました。 第一幕では関西学院大学の井口泰教授が「外国人政策のさらなる改革に向けて」と題して基調講演を行いました。 第二幕では井口教授がコーディネーターとなって政府関係者、UNHCR駐日事務所職員、難民家族を雇用している農業法人の専務理事、鈴鹿市長の4人がそれぞれの立場で難民受入れについて語りました。 第三幕の座談会では、難民事業本部長、2家族が居住する同市大久保地区の自治会長、雇用主、市職員、教育関係者等が今後の課題について意見交換しました。 延べ600人が参加したシンポジウム会場内には、国際協力や多文化共生に関する様々な団体のパネル展示が行われ、難民事業本部もこのパネル展示に出展協力しました。第12期生(第三国定住難民第2陣)生活支援教室が始まりました
2012年6月3日(日)、第三国定住難民第2陣の定住地において生活支援教室が始まりました。この教室は、難民の定住を地元でサポートする地域定住支援員を中心とする人たちによって、4家族18名を対象として毎週日曜日の午前中に行われています。 大人と子どもがそれぞれ分かれ、支援者と日本語でコミュニケーションを図りながら、大人は、保育所・小学校からの配布物や郵便物等についての説明や、子どもの躾や育児に関するアドバイスを受けたり、生活上わからなかった日本語表現等を教えてもらっています。子どもたちは、室内で絵描きや折り紙をしたり、屋外へ散歩に出掛けたりしています。また、支援員や他の外国籍の家庭の子どもたちが一緒に参加することもあるため、子ども同士の交流の場にもなっています。 難民たちは「日本のお父さん、お母さん」との会話を楽しみながら、日本での暮らしのルールやマナー、身近な時事問題等、興味・関心に沿って教えてもらい、日本人とのコミュニケーション能力向上に取り組んでいます。