第12期生(第三国定住難民第2陣)地球市民フェスタに参加しました

第12期生(第三国定住難民第2陣)地球市民フェスタに参加しました

2012年10月28日(日)、第12期生(第三国定住難民第2陣)は、定住地域で開催された地球市民フェスタに参加しました。今年で14回目を迎えたこの催しは、各国の模擬店を出店し、文化紹介を行う等、市内の国際交流団体が中心になり、お祭り的な雰囲気の中で外国籍住民と触れ合いながら、ともに地域に生きる仲間として理解し合うことを目的としたものです。 彼らは、カレンの民族衣装を纏い、地域定住支援員や地域ボランティアの皆さんの協力で模擬店を出店しました。模擬店では、「コノー」と呼ばれるカレン風そうめんを約80食、「ジョーチョー」と呼ばれるカレン風ココナッツゼリーを約50食用意し、「いらっしゃいませ!美味しいですよ!」と地域住民に呼び掛け、完売することが出来ました。 また、ステージでは各国の文化紹介が行われ、カレン舞踊と歌を大勢の観客の前で披露しました。 定住地での生活が始まってから半年余りが過ぎましたが、地域の皆さんとの交流をより一層深める機会となりました。

RHQ支援センター第14期生(半年昼間コース)がスタートしました

RHQ支援センター第14期生(半年昼間コース)がスタートしました

2012年10月22日(月)、RHQ支援センターにて平成24年度後期に受け入れた第14期生5名(うち保育児童1名)の半年昼間コースの開講式を開催しました。 式典には、外務省、厚生労働省、文化庁、地元自治体、地元警察署から関係者にご列席いただき、励ましのご祝辞を頂戴しました。 翌日からスタートした定住支援プログラムは、日本語教育572時限(1時限=45分)と生活ガイダンス講座120時限の合計692時限で構成されています。日本語の授業は日常生活にすぐに役立つ‘読む’‘書く’‘聞く’‘話す’の4技能の基本をしっかり学べるよう、レベルに応じてクラスを編成しています。また、生活ガイダンス講座は、日本に住む上で必要な情報や知っておくと便利な知識を学びます。例えば、ゴミの分別や近所づきあいに始まり、税金、健康保険、年金のことや教育制度、政治・経済などのほか、就職や職場のルールなどについても学ぶことで、地域社会の構成員として社会に貢献できるよう、実生活に即した観点で授業が構成されています。 プログラムの開始にあたり、最初の授業では、災害時に身の安全を確保し、適切な避難行動がとれるよう、まず避難訓練を行った後、消防署や防災館で緊急通報の仕方や消火訓練を行いました。ある入所者は、「私は今まで母国でも日本でも非常に苦労をして来ました。RHQの定住支援プログラムが受けられるこのチャンスを生かし、一生懸命勉強して、人生を変えたい!」と力強く決意を話してくれました。 RHQセンター職員一同、来年3月に入所者全員がプログラムを無事に修了し、センター退所後の生活が円滑になるようサポートしていく所存です。
 
開講式の様子   日本語授業の様子
消火訓練の様子

有識者会議の委員による第12期生(第三国定住難民第2陣)の定住状況視察

有識者会議の委員による第12期生(第三国定住難民第2陣) の定住状況視察

2012年10月10日(水)、第三国定住難民(第2陣)の定住状況を視察するため、有識者会議の委員が関係先を訪問し、関係者との意見交換及び難民と懇談しました。 有識者会議は、今年の3月29日(木)、政府の難民対策連絡調整会議において設置が決定されました。有識者会議は、「第三国定住による難民受入れのパイロットケースの現状及び課題を検証した上で、受入れ体制等今後の方針を策定するためには、官民が連携して、幅広く総合的な視点から検討を行うこと」を目的として、難民問題又は難民受入れ支援等に精通した学識経験者を含む有識者等で構成されています。 有識者会議の委員は、難民男性が就労している東京都内の靴製造会社を訪問し、実際に靴を製造している現場を視察した後に、難民と懇談しました。靴製造会社訪問後、定住先の自治体及び子どもが通学している小学校を訪問し、関係者と意見交換を行いました。委員からは、難民や関係者に対し、日本で定住する上での問題点、支援する上での困難な点等、様々な質問がありました。 難民事業本部からは、有識者会議に難民事業本部長がオブザーバーとして出席しています。

グローバルフェスタJAPAN2012に参加しました

グローバルフェスタJAPAN2012に参加しました

2012年10月6日(土)・7日(日)に日比谷公園にて行われた「グローバルフェスタJAPAN2012」に参加しました。 6日は暑く、7日は雨という天候でしたが、難民事業本部のブースには約400人の方々が、来場されました。難民事業本部のブースでは、日本の難民受入れの状況や当事業本部の支援内容、第三国定住難民のキャンプにいた頃の生活の様子や来日後の支援などについて、J-FUNのスタンプラリーのクイズなどを通して説明・交流を行うと同時に、パンフレットなどの配布を通して、当事業本部の支援状況や第三国定住難民の周知に努めました。訪問して下さった方々の中には、「日本に難民問題があることを初めて知りました。もっと難民問題について勉強をしようと思いました。」「第三国定住難民という言葉を初めて聞きました。でも、国同士が助け合えるということは素晴らしいと思います。」という感想を多数いただきました。

政府インターネットテレビに第三国定住事業「第三国定住をご存じですか?~みんなで支える国際貢献」が掲載

政府インターネットテレビに第三国定住事業「第三国定住をご存じですか?~みんなで支える国際貢献」が掲載されました。