第12期生(第三国定住難民第2陣)がカレンニューイヤーに参加

第12期生(第三国定住難民第2陣)がカレンニューイヤーに参加 2011年12月25日(日)、カレン暦の新年にあたるこの日、在日カレン人による第13回カレンニューイヤーのお祝いが開催され、第12期生(第三国定住難民第2陣)4家族18名が招かれました。 会では、カレン民族の歌に続いて、民族旗、民族の歴史などが、ミャンマー語及びカレン語で説明されました、参加者は、在日カレン人の他、各民族や日本人関係者も多くおり、第2陣の人たちを歓迎していただきました。 第2陣の人たちは、お礼の意味を込めて、この日のために練習を重ねてきた伝統舞踊や歌を披露しました。第2陣が日本に到着して約3ヵ月が経過していますが、これだけ多くの日本で暮らす同胞や日本人関係者と交流したことが大変良い刺激になったようです。 第2陣の人たちからは、日本にいる多くのカレン人の同胞や第1陣の人に会えたり、日本の支援団体を知ったりしたことが良かった、などの感想が聞かれました。
 

RHQ支援センター第14期生(後期半年コース)の工場見学〜先鋭技術と品質管理〜

RHQ支援センター第14期生(後期半年コース)の工場見学 〜先鋭技術と品質管理〜

2012年12月13日(木)、RHQ支援センター第14期入所者は、生活ガイダンスの一環で、日本の職場を見学するため、埼玉県にある最先端の無洗米工場を訪問しました。 入所者たちの学習はセンターを出発したところから始まります。地下鉄やJRでの切符の購入、ターミナル駅での乗り換え、目的地に一番早く到着する急行電車の選択、工場に向かうバスの乗り場探し、バスの整理券の受け取りと降車時の運賃の支払い、降りたバス停で帰りのバス時刻表の確認などを一つひとつ確実に行い、学習しながら目的の工場に到着しました。 工場の見学では、はじめに無洗米の精米工程について詳しい説明を受けた後、実際に製造工程を見学させていただきました。製造工程のほとんどはオートメーション化されており、高度な処理を行う機械によって精米されていましたが、精米の工程自体は、農業国の出身の入所者たちも知っている手作業の工程と同様なため、入所者は興味深く工程を見学しながら、活発に質問をしていました。特に、細かい石や食用に適さない砕米、黒く変色したお米などの不純物を取り除く工程が何段階にも行われ、更に最終の梱包工程においてもセンサーを使ってチェックするという品質管理の徹底ぶりに、Made in Japanの製品が高い品質を維持している理由を知ったようでした。 今回の工場見学を終え、入所者たちは、品質管理は最先端の機械を使えば簡単にできるものではなく、従業員一人ひとりが自分の仕事に責任感と誇りを持って作業を行うことで高い品質が維持できるという説明を聞いて、日本の工場の品質管理能力の高さに驚きつつも、納得していたようでした。

第12期生(第三国定住難民第2陣)地域住民と餅つき大会に参加しました

第12期生(第三国定住難民第2陣)地域住民と餅つき大会に参加しました

2012年12月9日(日)、第12期生(第三国定住難民第2陣)の4家族はボーイスカウト第2師団及びカレン定住支援の会共催の餅つき大会に参加しました。 大人たちは昨年の経験を活かし、「よっこいしょ!」の掛け声とともに餅をつき、子どもたちは餅を小さく丸めて団子にする作業を手伝い、雑煮、あんこ餅、からみ餅、きな粉餅にして美味しく頂きました。 カレンでは餅に白胡麻や黒胡麻をまぶして食べる習慣があるため、食文化の違いを楽しみながら、地域住民との交流を深めることが出来ました。4家族は手作りの鏡餅とともに新しい年を迎えることになります。