RHQ支援センター第19期生(条約難民後期半年コース)・第20期生(第三国定住難民コース)の合同開講式を開催しました

RHQ支援センター第19期生(条約難民後期半年コース)・ 第三国定住難民コース第20期生(第三国定住難民第5陣)の合同開講式を開催しました

2014年10月8日(水) 、RHQ支援センターにて、第19期生(条約難民後期半年コース)6名と第三国定住難民コース第20期生(第三国定住難民第5陣)23名の合同開講式を開催しました。 開講式には、法務省、外務省、厚生労働省、文化庁、地元自治体、地元警察署をはじめ、国際機関のUNHCR駐日事務所、IOM駐日事務所からご列席いただき、温かい祝辞を頂戴しました。 条約難民の入所者は、出身国もさまざまですが、開講式当日に初めて顔を合わせたのにもかかわらず、帰る頃にはクラスはもう一つになっている雰囲気でした。 第三国定住難民コースの入所者は、タイの難民キャンプより先月26日(金)に入国しました。 開講式前10日間のオリエンテーション期間中に、行政手続きや健康診断を行い、交通指導、買い物指導を受け、家電の使い方や、ゴミの分別方法などを学び、日本での生活にも慣れました。 条約難民、第三国定住難民の両コースとも572時限の日本語教育と120時限の生活ガイダンス(日本の社会制度や法律など)の学習がスタートします。 入所者全員が、一人も欠けることなくコースを修了し、日本で安定した生活を送れるよう職員一同サポートしていきます。

RHQ支援センター第18期生(夜間通年コース)中間学習発表会を行いました

RHQ支援センター第18期生(夜間通年コース) 中間学習発表会を行いました

2014年10月2日(水)、RHQ支援センターにて中間学習発表会を行いました。 4月から始まった日本語の学習も中盤を迎えました。今回の学習発表会は、センターの日本語教育を所轄する文化庁や地元自治会からも参加者を迎え、行われました。大勢の聴衆を前に2名の入所者は、自分たちで考えてきたテーマをはっきりした大きな声で発表できました。自分の故郷、日本での体験などを、これまでの学習で上達した日本語で説明したり、日本の歌を披露したりしました。 アフリカ出身の受講生はほとんどの日本人は飲んだことのない、ラクダのミルクがとても栄養価が高いなどの話をしたり、自分の国のあいさつや文字について表を用いて発表しました。 ミャンマー出身の受講生は、ミャンマーの歴史について順を追ってわかりやすく発表しました。 また、ミャンマーの娯楽であるチンロン(籐で作った玉を手を使わず、足などで蹴り合う蹴鞠(けまり)に似た遊び)について映像も交えながら発表し、観客の興味を引いていました。 夜間コースは中間学習発表会を終え、来年(2015)3月までの後期の授業が始まります。