グランディ国連難民高等弁務官がRHQ支援センターを訪問(2018.10.26)

グランディ国連難民高等弁務官がRHQ支援センターを訪問(2018.10.26)

2018年10月26日(金)、来日中のフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官がRHQ支援センターを訪問し、杵渕本部長の案内により条約難民コース及び第三国定住難民コースの大人クラス、子どもクラスの日本語授業等を視察されました。 グランディ高等弁務官は各クラスをまわり、「日本の生活はどうですか。日本語の勉強は難しいですか。」と励ましの言葉をかけられ、「これからも受け入れ国で安全な生活が送れるようUNHCRとしても見守り続けていきます。」と述べられました。 当アジア福祉教育財団藤原理事長から、かつて2005年に当財団奥野理事長(当時)がグテーレス高等弁務官(当時)の訪問を受け、26年にわたるインドシナ難民の支援に対する顕彰碑の贈呈を受けたことを披露する場面もありました。 グランディ高等弁務官からは、「今日の訪問で難民の皆さんの明るい笑顔が印象的でした。日本政府の行う難民の定住支援に感謝を申し上げます。」との発言がありました。
大人クラス日本語授業を見学するグランディ高等弁務官

RHQ支援センター第31期生(条約難民後期半年コース)、第32期生(第三国定住難民(第9陣)コース)の合同開講式を開催しました(2018.10.4)

RHQ支援センター第31期生(条約難民後期半年コース)、第32期生(第三国定住難民(第9陣)コース)の合同開講式を開催しました(2018.10.4)

2018年10月4日(木)、第31期生(条約難民後期半年コース)、第32期生(第三国定住難民(第9陣)コース)の合同開講式を開催しました。条約難民コースにはアフリカ諸国から3名、第三国定住難民コースには、マレーシアに一時滞在していたミャンマー難民5世帯22名を入所者として迎えました。 合同で行われた開講式には、内閣官房をはじめ関係省庁の外務省、法務省、厚生労働省、文化庁のほか、国際機関のUNHCR駐日事務所、IOM駐日事務所、地元自治体、地元町会からもご列席いただき、「母国でも一時滞在先でも苦労を経験したみなさんには日本でも諦めずに努力してほしい」、「日本語をしっかりと身に付け、新しい人生のスタートを切ってほしい」、「日本社会の一員として安定した生活を送ってほしい」など、入所者に期待と励ましの言葉をかけて頂きました。 入所者は、出身国、民族、言語、来日に至った背景も様々ですが、今後も日本で暮らしていくという点では、日本語を身に付ける必要性、日本の生活習慣や社会制度の知識を得る重要性は同じです。 この開講式の翌日からは定住支援プログラムが始まります。約半年後に、全員が、プログラムを修了し、日本で生活していく自信をつけられるよう、RHQ職員一同サポートしていきます。