2022年7月6日(水)、RHQ支援センター入所者8名(第三国定住難民40期生6名及び条約難民41期生2名)は地域の七夕交流会に参加しました。
これまでも入所者と町内会の皆様との交流を目的に様々な交流会が行われてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年1月の昔遊び交流会以来、約3年ぶりの開催となりました。
参加者には手指消毒、換気やマスク着用をお願いし感染症対策を十分に行いながらの開催となりました。交流会では、始めに町会長ならびに町内の福祉施設理事長より歓迎のお言葉をいただいた後、入所者は前に出て、4月から習い始めた日本語を使って、自己紹介をしてから、「日本語が上手になりますように」「元気でいられますように」「世界が平和になりますように」などの願い事を書いた短冊を笹に結びました。
次に入所者から、母国語での挨拶や祖国の民族舞踊を日本語で紹介し、町内会の皆様にも実際に民族舞踊を体験していただきました。また、十代の入所者がルービックキューブの揃え方やプラスチックカップを楽器がわりにした遊びなどを披露し、世代間を超えた交流も見られました。
町内会の皆様からは、日本文化として盆踊りを教えていただきました。短冊を結んだ笹を囲んで輪になって踊る入所者は、初めてと思えないほど上手に踊る人もいれば、慣れない動きに少し恥ずかしそうに踊る人もいて、マスク越しでも笑顔と笑い声が溢れていました。
最後に、全員で記念撮影を行い、拍手喝采で交流会は幕を閉じました。感染症予防のため戸外での活動の機会に恵まれなかった今期の入所者たちにとって、日本の文化と日本人とのコミュニケーションに触れる貴重な機会となりました。

