バングラデシュ
バングラデシュ国内のミャンマー・ラカイン州からの難民 (2000年11月18日〜25日の現地調査)
バングラデシュからミャンマーへの帰還 1991年〜92年、ミャンマーのラカイン州から25万人ものロヒンギャ族が強制労働や暴力から逃れ、バングラデシュに流入しました。ほとんどがイスラム系難民です。ロヒンギャ族はミャンマー人ではないとして国籍が与えられていません。1992年から帰還が始まり、これまでに23万人が帰還しました。現在、約2万人がコックスバザールというミャンマーとの国境近くの町のキャンプに居住していますが、うち1万5,000人については帰還の目途は全くたっていません。昨年、バングラデシュ政府がキャンプ内で活動を認めたようで、ようやく初等教育やコミュニティ活動支援が始まりました。
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