UNHCR
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の「職員の安全確保」のワークショップに参加しました
検問所における安全確保について講師が具体的に演じているところ
「職員の安全確保」に関するワークショップが、UNHCRジュネーブ本部の緊急・安全部門と同機関の「eセンター」との主催でタイのプランブリにあるタイ軍の訓練施設において、2002年12月初旬の6日間開催され、アジア太平洋地域で人道支援活動をしているNGOや国連機関、各国政府関係の職員、また当事業本部の職員も参加しました。 近年のコソヴォ、東チモール、アフガニスタン等の地域及び国の人道支援活動においては、紛争終結直後の必ずしも治安が万全とはいえない状況で、多くの国連機関及びNGOが緊急救援活動を行ってきていますが、時には危険と隣り合わせの活動となっています。 そのような中で人道支援団体の職員の安全確保が大きな問題です。特に現地における地雷被害・強盗被害・交通事故・検問所における安全確保、事務所等の安全管理、緊急時の判断・避難方法、及び職員のストレス対策等は重要な点です。 ワークショップの内容は、上記の他に基本的な危険及び脅威に関する情報収集の仕方、安全確保に欠かせない基本的知識、安全確保のための機材の使用方法、心肺蘇生術も含む応急処置など、具体的な対応行動のアドバイス等がありました。またシミュレーションも行われ、訓練施設内の野原を使用して、交通事故を想定した応急処置、地雷存在の可能性を想定した情報収集、強盗に遭遇したときの対処、泥道でのパンクタイヤ交換等が組み込まれており、それぞれの対処方法を具体的に学ぶことができました。 今後は日本のNGOが海外で緊急救援活動等を行う機会が多くなっていくと予想されますが、各団体の個別の行動であっても当該地域で活動しているすべての団体の安全に影響を与えることがあります。日本のNGOがこのようなワークショップを通じて安全に関する最低限の知識及び技術を身につけ、より一層安全性を高めることが必要であると強く感じました。
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