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2014.3.6

RHQ支援センター第16期生(第三国定住難民第4陣) 学習発表会と修了式を開催しました

2014年3月6日(木)、RHQ支援センターにて学習発表会を行いました。 今回の学習発表会は、センター近隣の自治体をはじめ定住先地域の関係者等、多数の来賓を迎えて行われました。大勢の来賓を前に入所者は緊張している様子でしたが、自分たちで考え、練習してきたテーマをはっきりした大きな声で発表できました。自分の故郷、家族、日本での体験などを、これまでの学習で上達した日本語と自分で描いた絵を見せながら説明しました。子どもクラスも元気よく歌を歌い、来賓からたくさんの拍手をもらいました。 その後、谷川俊太郎の詩「生きる」を大人の入所者全員で朗読し、自分にとって「生きる」ことの意味、「生きる」ことを感じる時を作文したものを発表し、来賓の方々に感動を与えていました。最後に子どもクラスも合わせた全入所者と来賓が声を合わせて「幸せなら手をたたこう」を歌い、学習発表会を終えました。
3月10日(月)には、第16期生の修了式を開催しました。式典では、難民事業本部長の挨拶に続き、施設長代行より修了証書が授与され、修了生たちは自信に満ちた表情で修了証書を受け取りました。 ご参列頂いた外務省、厚生労働省、文化庁、法務省、地元自治体、警察署の関係者からは、多くの方の支えでこの場所まで来られたという感謝の気持ちを忘れずに、他の外国人にとってよい見本となってください、などのご祝辞を賜りました。また、半年間指導にあたった日本語講師からは、毎日必ず1つ新しい日本語を覚えて、日本の地にしっかりと足をつけ、立派な人になってくださいとの温かいエールをいただきました。修了生はいただいた一つ一つの言葉を胸に刻むように、頷きながら祝辞を聞いていました。 続いて行われた修了生一人一人からのスピーチでは、センターで学んだことで講師、職員に出会えたことへの感謝の気持ちを述べ、感極まって涙を流す修了生もいました。 今後、修了生は4月から定住先で仕事や学校が始まります。センターで学んだことを支えにして、これから自立した生活営んでいけるよう、難民事業本部職員一同、サポートしていきます。

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