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2014.11.1

RHQ支援センター第18期生(夜間通年コース) 健康ウィークを実施しました

RHQ支援センター第18期生(夜間通年コース)は、生活ガイダンスの一環として、生活の基盤となる「健康」について集中的に学ぶ健康ウィークを実施しました。 健康ウィークで学ぶ内容は、①感染症や伝染病、②歯の健康、③栄養バランスと健康管理、④正しい薬の知識、⑤健康保険制度と病院の5つのトピックに分かれています。地域自治体の協力を得て、各分野の専門家を講師として派遣していただき、講座を実施しました。 感染症や伝染病の講座では、病原菌が体の中に入り色々な悪さをすることを学び、病原菌から体を守るために手洗いやマスクをして予防することや、周りの人に伝染させない対処の大切さも習いました。歯の講義では、母国では治療を受ける機会に恵まれず、虫歯や歯周病を患っている入所者もおり、実際に歯ブラシを使って基礎的な歯のみがき方の指導を受けました。 栄養バランスと健康管理についての講座では、健康な体を維持するためには日々の食生活が重要であること、バランスの良い食事を摂ることの大切さについて説明を受けました。四季折々の日本食の紹介もあり、入所者は初めて聞く日本料理の説明に興味深げに耳を傾けていました。 正しい薬の知識の講座では、決められた用法・容量を守ることや「お薬手帳」の活用など、処方箋や薬剤師の役割などについても学びました。健康保険制度の講座では、国民全員を対象にした健康保険に外国人も加入できること、3割の自己負担で治療が受けられることの他、様々な助成があることなどについて説明を受けました。最後に入所者それぞれの言語訳が付いた医療用語集(難民事業本部作成)が配布され、いざという時に役に立つように使い方の説明も受けました。 この講座を通して、健康を保つことの重要性への理解が深まったことと思います。

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