INFORMATION

2017.1.20

RHQ支援センター第24期生、第25期生、第26期生が 地元町会と交流しました(2017.1.20,2.2)

RHQ支援センター第25期生条約難民後期半年コース及び第三国定住難民コース第26期生(第三国定住難民第7陣)コース入所者が2017年1月20日(金)に、第24期生条約難民夜間通年コース入所者が2月2日(木)に、生活ガイダンスの一環で地域住民との文化交流会を行いました。 1月20日(金)は、第25期生と第26期生の合計19名が、地元町会の方々のお招きで地域の交流施設に伺いました。 始めに、町会の方々から、いろいろな日本の伝統的な昔遊びを紹介してもらい、それぞれがコマ回し、けん玉、羽突き、輪投げにチャレンジしました。コマは入所者の出身国にもあるとのことで上手にコマを回して見せる人がいたり、羽根突きでは、日本式のバドミントンだ!と言って二人一組になって羽子板を振って、久しぶりに童心に返ったかのように歓声を上げながら羽根突きをしました。けん玉は、全員が初めてでしたので最初は難しくて上手くできませんでしたが、少しずつ慣れてくると玉が皿に乗るようになり、熱中するあまりほかの人になかなか代わらない人もいたりして、紹介していただいた遊びはどれも楽しく遊べて気に入ったようでした。 入所者からはお礼として、それぞれの出身国の遊びを紹介したり、民族舞踊を町会の方々に教えて一緒に踊ったりして異文化交流を体験しました。アフリカ出身の入所者が紹介したダンスは、独特のリズムで素早く身体を小刻みに動かすダンスで、なかなかついていけませんでしたが、楽しく体を動かし、会場が熱気に包まれました。ミャンマー出身者が紹介した民族舞踊は、女性たちがきらびやかな衣装を身にまとい、輪になったり、列になったりしながら、伝統的な水かけ祭りの舞踊を、男性達の歌に合わせて披露しました。その優雅な踊りは町会の方々にも踊りやすく、会場全体が踊りを通じてひとつになりました。
2月2日(木)は、第24期生条約難民夜間通年コースの入所者4名が町会の方々との交流会に参加しました。入所者は、それぞれの出身国の国旗の色や模様が持つ意味、文化・歴史などを紹介しました。 また、風邪対処法をテーマに、それぞれの出身国の伝統的な民間療法として知られる、入所者の国の風邪をひいた時に飲む飲み物が紹介されました。ユーカリの葉を煮出した汁や、生姜とネギを煮出した汁、牛乳でニンニクスライスとピーナッツクリームを煮込んだスープ等、多種多様な方法を紹介し合いました。町会の方々から、日本の風邪対処法として卵酒を飲むこと、柚子湯に浸かるなどの民間療法も紹介され、これらの方法の違いや効果の有無について意見が交わされましたが、最後には、どの国の対処法にも共通することは「汗を出す」ということであると全員が納得し、一件落着となりました。 夜の時間にもかかわらず町会の方々に多数ご参加いただき、共通の話題で互いに心を通じ合わせることができたことで、入所者にとって大変有意義な交流となりました。ありがとうございました。

関連記事

PAGE TOP