2019.10.20
RHQ支援センター第34期生が難民とのつどいに参加しました(2019.10.20)
2019年10月20日(日)、当アジア福祉教育財団が新宿区等との共催で開催した「第40回日本定住難民とのつどい」にRHQ支援センター第34期生(第三国定住難民第10陣)6世帯20名が参加し、模範難民定住者や難民支援協力者等の表彰、難民コミュニティによるアトラクションなどを観覧しました。
当財団は、1979年に政府の委託を受け、政府が定住を認めたベトナム、ラオス、カンボジアからのインドシナ難民や難民として認定された条約難民の受け入れ、2006年からはタイやマレーシアに一時滞在するミャンマー難民の第三国定住事業による受け入れを開始して、以来継続して約1万2千人に対し、定住支援プログラムを行ってきました。今年第40回を数えた「日本定住難民とのつどい」の会場となった新宿文化センターには、各地で生活する難民定住者や支援者が集まり、お互いに近況を報告し合ったり、旧交を深め合ったりしました。
第一部の式典では、模範となる難民定住者に表彰状が授与され、また、難民定住者への定住支援活動に尽力したボランティア関係者に感謝状が贈られました。第二部のアトラクションでは、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、ラオスの定住者による民族舞踊のほか、吹奏楽の演奏やサイエンスショーが繰り広げられ、盛況のうちに幕を閉じました。会場では久しぶりに懐かしい顔同士が旧交を深め合い、来年の再会を約束していました。
第34期生は今年9月下旬に来日し、日本での生活はまだ約1か月と短いですが、長く日本に住んでいる難民定住者の明るく、生き生きとした姿を見て、これからの日本語の習得や就労に向けての意欲が増したようでした。

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