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2008.9.29
RHQ支援センター第5期生(前期半年コース)修了式を行いました
RHQ支援センターにおいて、2008年9月29日に第5期生の修了式が開催されました。修了生が身に纏った民族衣装で、会場は華やかに彩られました。第5期生(14名、内2人保育児)は、4月の開講から6ヵ月間をかけて572時限の日本語教育及び120時限の生活ガイダンスを修了し、晴れて旅立ちの日を迎えました。達成感と安堵感、そしてこれから皆と離れる寂しさを見せながらも、施設長から胸を張って修了証書を受け取る修了生は、とても逞しいものでした。
また来賓には、内閣、外務省、文化庁、新宿区からもご列席いただき、祝辞を頂戴しました。
「そして、いつも明日は新しい。」内藤主任講師の祝辞の中で引用された、授業で習った詩のワンフレーズ。先生に合わせて、修了生達はこの詩を口ずさみ、その意味を胸に刻んでいるようでした。その後の修了生スピーチでは、センターの先生や職員に対する感謝の言葉が多く聞かれました。
センターでの6ヵ月を通し、5期生は日本語が上達したことに加え、新たな友達ができ、日本で生活する上でとても大切なことを学んだようです。センターに通う背景や国籍は違っても、大切な6ヵ月を共に過ごした仲間との別れは名残惜しいもので、式の後も入所者同士が連絡先を交換し、記念写真を撮り合っていました。
「新たな明日」を迎える5期生が、このセンターで半年を頑張り抜いたことを忘れずにこれからも、日本で安定して暮らしていってほしいと、職員一同強く願った一日でした。
