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2010.9.24
RHQ支援センター第9期生(昼間コース)の修了式を開催しました
2010年9月24日、RHQ支援センターにて、同年4月に入所した第9期生(昼間コース)19名の修了式を開催しました。
修了生たちはそれぞれの民族衣装を身にまとい、会場を華やかに彩りました。4月の開講から6ヵ月間をかけて、572時限の日本語教育及び120時限の生活ガイダンスを終え、修了証書を受け取る修了生たちの姿は達成感に溢れていました。
来賓としてご参列いただいた内閣府、外務省、文化庁、厚生労働省の関係者からもお祝いの言葉をいただき、修了生たちを温かく送り出すことができました。
第9期生は出身国、年齢、在日年数、日本語力がいずれも多様です。また、なかには入国して間もない人や小さな子どもを連れて毎日登下校する母親、夜間の仕事を抱えながら昼間センターで勉強する人もおり、6ヵ月間、互いに励まし合い勉強してきた仲間との別れを惜しんでいました。入所者のスピーチの中で「退所後も連絡を取り合い、共に頑張って行きましょう。」との発言があり、式の後で連絡先を交換し、記念写真を取り合っていました。
今後は、職場適応訓練を活かして新たな仕事にチャレンジする人、働きながら日本語学校に通う人、大学進学を目指す人など修了生たちの進む道は様々です。本コースで学んだ日本語教育や生活ガイダンスが今後の日本での生活の助けとなり、安定した生活が送れる事を職員一同願っています。
