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2015.11.1

RHQ支援センター21期生(前期半年コース) 「健康ウィーク」を実施しました

RHQ支援センター第21期生(前期半年コース)は、生活ガイダンスの一環の「健康ウィーク」で健康に関する知識を各分野の専門家から学びました。 健康ウィークで学ぶ内容は、①感染症や伝染病、②歯の健康、③栄養バランスと健康管理、④正しい薬の知識、⑤健康保険制度と病院の5つのトピックに分かれています。地元自治体の協力を得て、各分野の専門家として、保健師、歯科衛生士、薬剤師、管理栄養士を講師として派遣していただき、講座を実施しました。 感染症や伝染病の講座では、病原菌から体を守るために手洗いやマスクをして予防することや、周りの人に伝染させない対処を学び、歯の講義では、実際に歯ブラシを使って基礎的な歯のみがき方の指導を受けました。 栄養バランスと健康管理についての講座では、健康な体を維持するためには日々栄養バランスの良い食事が重要であることを学んだほか、四季折々の日本食についても紹介があり、季節に合わせた食べ物があることに興味を持ったようでした。 正しい薬の知識の講座では、決められた用法・容量を守ることや「お薬手帳」の活用、処方箋や薬剤師の役割などについて学びました。また、健康保険制度の講座では、国民全員を対象にした健康保険に外国人も加入できること、3割の自己負担で治療が受けられることの他、様々な助成があることなどについても説明を受けました。 このほか、RHQ支援センターからは、入所者の使用言語の対訳が付いた医療用語集(難民事業本部作成)を配布し、いざという時に役に立てられるよう、使い方の説明を行いました。 この学びをとおして、自分や家族の健康を見直したり、健康保険や薬局のシステムを正しく知る機会になりました。

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