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2016.7.1

RHQ支援センター24期生が七夕交流会(2016.7.1)と 盆踊り(2016.7.22)で地域交流

2016年7月1日(金)及び22日、RHQ支援センター第24期生前期半年コースと夜間通年コースの受講生は、生活ガイダンスの地域参加活動の一環で地域住民との文化交流を体験しました。前期半年コースは1日に地域の町会が主催した七夕交流会に、夜間通年コースは22日に地域の神社で行われた盆踊り大会に参加しました。 七夕交流会には前期半年コースの5名が参加しました。午前中の授業で七夕の由来や短冊について学習した後、午後は地域の交流館で町会の方々との交流会に参加しました。交流会には地元自治体の多文化共生事業や社会福祉事業の関係者も加わり、盛会となりました。 はじめに、全員で短冊に願い事を書き、笹に結びつけました。受講者が書いた短冊には「にほんごがじょうずになりますように」「あかるいみらいになりますように」「かぞくにあえますように」などの願い事が日本語で書かれました。続いて、一人ずつ自国紹介を行い、挨拶やお礼の言葉を自国の言葉と文字で紹介したり、日本とは全くやり方の違う自国のじゃんけんを紹介したり、民族舞踊の振り付けを踊って見せたり、自然の木の皮をすり潰して作る日焼け止めを作って塗って見せたりと、日本人にも参加してもらいながら大いに盛り上がりました。 引き続き行われたメインイベントの盆踊り体験では、町会の婦人部の方々に浴衣を着付けて頂き、炭坑節の振り付けを教わり、笹飾りを中心に全員が輪になって、盆踊りを踊りました。初めて着た浴衣姿での、初めての盆踊りにもかかわらず、みんな熱心に繰り返し何周も踊りました。初対面でも浴衣を着て日本人の輪に入って同じ振り付けを踊っていると自然に笑顔になり、浴衣姿が気に入った入所者は、「こんなに可愛い浴衣が着られて本当にうれしいです。」と言いながら、お互いに記念写真を撮り合っていました。 その後の懇談の時間には、すっかりリラックスし、町会の方々との日本語での会話も弾み、5人くらいに囲まれてじゃんけんや民族舞踊に関する質問に答えていました。最後の締めくくりには、参加者全員で「七夕さま」を合唱し、和やかな雰囲気の中、会は終了しました。
2016年7月22日(金)、夜間通年コース5名は、地元町会から招待を受けて、地域の神社で行われた盆踊り大会にそれぞれ浴衣を着て参加しました。会場では四方八方に燈された提灯の明かりの下、本格的な太鼓の響きに圧倒されながらも、盆踊りの輪に入って一生懸命踊りました。全員が盆踊りは初体験で、始めは慣れない和のリズムに苦戦していましたが程なく慣れ、次々とかかる曲に合わせてなんとか数曲踊りきりました。世代を超えた老若男女が同じ盆踊りを踊る姿を見て、受講者の一人は、先進国の日本でも古い風習が受け継がれて残っていることに驚き、自分の出身国のお祭りの雰囲気にも似ていると感想を述べていました。 今回の交流をとおして、住民の方々と一緒にひとつのことに取り組み、直接話をしてみることがお互いの心を通じ合わせる一番の近道であり、こうした活動こそが、住民との間の理解を促進し、結果として地域社会の安定に繋がっているのだと実感しました。

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