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2006.10.6

国際救援センター修了生有志による記念植樹および記念式典

2006年10月6日(金)、東京都品川区のみなとが丘ふ頭公園において、国際救援センター修了生有志が記念植樹を行いました。アジア福祉教育財団は記念式典を開催し、難民支援の各方面の関係者に、難民の定住支援への一層の理解と協力を求めました。 記念植樹は、23年間の役割を終え今年3月末をもって閉所した国際救援センターで、国際救援センター修了生有志が、日本入国当初、日本語や生活習慣等を学習したことで、今では安定した生活を営むことができることに感謝し、日本政府ならびに国民に対し謝意を表する目的で、同センター近くの都立公園に紅白のハナミズキを計4本植樹しました。 記念式典は、台風の影響による風雨の中、地元品川区、今回植樹の場所を提供して頂いた東京都、政府の難民支援事業を取りまとめる内閣官房、外務省をはじめとする関係各省、ならびに難民支援団体、ベトナムコミュニティー団体の方々等に多数出席いただき行いました。関係者の挨拶では、「これまでに日本に定住している1万1千人以上のインドシナ難民、条約難民の方々が、日本社会に適応し、安心して暮らすことができるよう、引き続ききめ細かなアフターケア等の支援を行っていくことが必要である」などの力強い決意もありました。 引き続き行われた記念植樹では、紅白それぞれ2本ずつハナミズキの若木が植えられ、出席者による「土入れ」が執り行われました。また、最後に軽部洋難民事業本部長が「ハナミズキの花言葉は「返礼」「公平」などの意味を持つとされ、かつて国際救援センターがあった思い出深い品川の地に、修了生有志がこの花を植樹したことは大変意義深いこと」との挨拶とともに、改めて出席の皆様にお礼の言葉を述べました。

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