お知らせ

新春「書初め」に挑戦しました

定住支援プログラム

2025年1月9日(木)、定住支援プログラム受講中の第三国定住難民と条約難民がRHQ支援センターで「書初め」を行いました。

筆の持ち方や書道を行うときの姿勢などを学んだあと、まずは「とめ」「はね」「はらい」を練習しました。墨汁を付けた筆をおそるおそる紙にのせ、筆をゆっくり動かし、最初は少し弱々しい細い線でしたが、筆使いに慣れてくると徐々に書く文字に力強さが出てきました。

【「とめ」「はね」「はらい」を練習】

本番の半紙には、お手本の文字の中から自分のお気に入りの言葉・文字を選び書きました。「正月」、「ゆめ」、「花」、「友」等、他にも習ったばかりの漢字「新」や意味が好きと「春」や「元気」に挑戦する受講者もいました。子どもたちも書初めに挑戦しました。

【真剣な表情で「書初め」に挑戦する受講者】

【子どもたちも書道に挑戦!】

昨年は、特に第三国定住の受講者(本陣第16陣)にとって、第三国定住制度を使ってマレーシアから来日するという人生において大きな変化のある一年でした。そして、今年は彼らが日本に本格的に定住を開始する年になります。子どもたちも日本の小学校に入学する予定です。書初めに書いた言葉のように、受講者が「元気」に、「ゆめ」を胸に「新」しい2025年の「春」を迎えられるよう、3月の定住支援プログラム修了までRHQ支援センターでの日本語学習や定住準備に励んでほしいと思います。RHQも受講者が安心して定住できるよう引き続きサポートしていきます。

【お気に入りの言葉・漢字を書きました!】