お知らせ

七夕交流会に参加しました

定住支援プログラム 難民事業本部の活動

2025年7月7日(月)、七夕の日、RHQ支援センターの第三国定住難民が地域との七夕交流会に参加しました。

この七夕交流会は、RHQ支援センター近隣の町会や社会福祉協議会、地域センターなどにご協力いただき、毎年開催しているイベントで、定住支援プログラムの日本語授業の一環となっています。地域の方々と日本語で交流しながら、日本文化に触れるだけでなく、自分や自分の国について周囲の人に発信する機会ともなっています。交流会当日は、町会の方々、地域の方々、日本語講師などが参加し、にぎやかな集いとなりました。

大人クラスでは、鮮やかな民族衣装を着て、日本語クラスで描いた「ふるさと」の絵を見せながら、生まれ育った村の様子を話したり、出身民族のことばで「こんにちは」「ありがとう」を紹介したりしました。

子どもクラスでは、ミャンマーの遊び「シュエ スーン ニュオ」の説明をして、地域のみなさんと一緒に遊びました。童謡「たなばたさま」も全員で披露しました。
※「シュエ スーン ニュオ」は、鬼役の鷹が凧のしっぽを捕まえたら勝ちという遊びです。写真では、右側の黒と青色の衣装の大人が「鷹」、黄色のズボンの子どもが「凧のしっぽ」、列の先頭の子どもが「凧のリーダー」です。リーダーはしっぽが捕まらないように、手を広げて守っています。

七夕の日ということで、受講者も浴衣を着付けていただきました。地域のみなさんと七夕飾りを囲み、炭坑節の音楽に合わせて、日本の夏の風物詩である盆踊りを楽しみました。短冊には、「ともだちがいっぱいできますように」「かぞくが毎日げんきでいますように」「大きいいえにすめますように」「世界平和」など、さまざまな願いが込められました。

9月からそれぞれの定住先で新たな生活を始める受講者たち。新しい場所へ行っても地域の行事を見つけて参加するなど、地域の方々とぜひ積極的に交流を深めていってもらいたいと思います。
ご協力くださった地域のみなさま、ありがとうございました。